MENU

合唱コンクールで使える指揮のコツ|振り方編

※ 記事全体を読みやすく再編集しました^^

この記事では、

「中学校や高校の合唱コンクール(や合唱祭)で指揮を振るんだけど、コンクールまで時間がない! 短い時間で何とかできないか!」

という人に、指揮を振るコツを解説します(他2記事では、楽譜分析のコツ、練習のコツをお伝えしています)。

目次

合唱コンクールで使える指揮のコツ

この記事を読む前に…

もしこの記事内容が「まだ自分には難しい…!!」と感じた場合は、完全初心者向けの記事を追加したので、そちらも参照して下さい。

それでは、以下より本記事をお読みください。

これから、指揮の振り方に関して6つのコツをお伝えします。

1→6 へと高度になっていくので、順番に取り組むことをオススメします。

では、1つずつ説明していきます。

1:しっかりと立つ

指揮を振る第一歩は、きちんと立つことから始まります。

両足をそろえ、ピシッと立ちましょう。

意識ポイントは、

  • 下半身=適度な緊張
  • 上半身=姿勢よくリラックス

この2点です。

「下半身」はお尻→太もも→ふくらはぎの順に、後ろ側をキュッと締める

「上半身」は特に肩から先をフリーにしておく

特に中学生くらいの年齢ですと、照れや恥ずかしさからフラフラしがちです。

が、ここでビシッッ!と立てると、指揮者としての雰囲気が格段に良くなります。

正直な話、合唱コンクールレベルだと、まっすぐ立てるかどうかで指揮者の印象は決まります。

「たがが立ち方」と侮らずに、上記2点を意識して立ってみてください。

2:全員とアイコンタクト

どんな曲の場合でも、振り始める前には、合唱団1人1人とアイコンタクトをとりましょう。

「みんな行くよ!準備はいいかい?」と確認する感じです。。

冗談のように聞こえるかもしれませんが、これはマジな話です。

アイコンタクトが取れて、演奏直前に合唱団と息を合わせられると

  • みんなが指揮を見てくれて
  • ピタッとテンポが揃い
  • 合唱団があなたについてきてくれる

このようになります。

逆にアイコンタクトをとれず、みんなの意識がバラバラなまま演奏が始まると

  • 合唱団はあなたの指揮を見てくれず
  • テンポリズムはバラバラ
  • 最悪、曲の途中で崩壊しかける

なんてことが起こりえます。

そしてこれは本番だけでなく、練習段階から使えるテクニックです。

もし、今のあなたに、まだ合唱団をグイグイ引っ張っていくような力がなかったとしても、最低限アイコンタクトさえ取れていれば、合唱団はあなたの指揮を見ようとしてくれます。

もちろんそのためには、「自分が合唱団を導いていくんだ」という確固たる意志や責任感がないといけません。

指揮者になってしまったのなら、照れや恥ずかしさは捨てて、全力で練習しましょう^^

3:最初の1音を全力で

音楽において、最初の1音は非常に大切です。

「最初の1音に全てが掛かっている」

私はこのくらい重要だと思っています(ここでいう最初の1音は、合唱団が発する1音目のことです)。

しかし、どんな曲でも1音目というのは緊張します。

これを何とかするのが指揮者の仕事です。

「どうやったら、皆が本番のプレッシャーに負けないで、気持ちよく声を出してくれるか」

という事をよく考えてみましょう。

「最初は柔らかめの曲調だから、優しく指揮を振ってみようかな?」

「みんな緊張してるだろうから、緊張をほぐせるよう自分は笑顔でいこう。」

「いきなり振り始めた息が吸えないから、予備拍を丁寧にしてみようかな?」

こんな風にです。

これって結構高度なことなのですが、こういうことを自分で考えられるようになると、あなたの指揮はめちゃくちゃレベルアップします。

ぜひチャレンジしてみてください。

逆に「みんな、音楽は最初の1音目がとっても大事だから!もっとはっきり歌わないとダメだよ!」みたいな、具体性のない、押し付けるような指示をすると、合唱団は離れていきます。

あと、以下に最初の1音目を素晴らしくするためのヒントを載せておきます。

指揮者として、最低限このくらいはチェックしておきましょう。

姿勢はどんな感じがいいだろう?

前のめり/大きくどっしり/豊かな感じ など

表情はどんな感じがいいだろう?

柔らかく/厳しく/泣きそうに/嬉しそうに など

腕はどのように振ったらいいだろう?

素早く/ゆったりと/激しく/羽のように など

こういうこと丁寧に考え、鏡や友達の前で試行錯誤していくと、最初の1音がバシッと決まりやすくなります。

もっと言えば、上記のようなことを、曲の細部に至るまで考えられるようになると、どのように指揮を振ったらよいかの方向性が、自然と定まってきます。

そのためにも、曲に対してはっきりとしたイメージを持っておきましょう。

自分の中にあるイメージがはっきりしている分だけ、指揮を振りやすくなりますし、合唱団も歌いやすくなります。

言葉の一つ一つや、曲を聴いた時の印象を大切にして、自分だけの世界観を作り上げましょう。

4:基本小さく振る

さて、いよいよ実践的な振り方の話です。

いちばんお手軽に取り組める指揮のコツは、「基本的に小さく振る」です。

……

「小さく振るって、、、常にp(ピアノ)みたいな振り方するってこと?」

こう思ったかもですが、そうではありません。

ニュートラルの指揮の大きさを小さくするのです。

 mf(メゾフォルテ)を表す指揮の振り幅を小さくする、と考えても構いません。

(ここでは話を分かりやすくするため、mf をニュートラルとして話を進めています。)

小さく振る理由

では、なぜ小さく振るのが良いのでしょうか?

それは、「ここぞ!」という場面の指揮を印象付けるためです。

………

この感覚分かりますかね?

例えば、お寿司で考えてみましょう。

お寿司が5貫あって、
1.全てわさびが入っている
2.5貫のうち、1貫だけわさびが入っている

1と2、どちらの場合が、
より効果的にわさびを演出できるでしょうか?

ってのと似たような話なんですよね(分かるか?笑)。

この話と同じ感覚で、
指揮も基本的には小さく振っておいて、
ツーンと効かせたいときに大きく振るわけです。

腕を振る範囲の目安

では、具体的な指揮の大きさについて解説します。

以下のサイズ感を目安にしてください(指揮者の身長が極端に高かったり低かったりすると話は変わります)。

  • 高さ:おへそからみぞおちまで、
  • 横幅:胴体の幅くらい

あるいは、もっとざっくり説明だと、みぞおちの前に30㎝×30㎝ の四角形を意識する感じ、となります。

5:表情豊かに

指揮者である以上、自分の音楽世界を指揮で表現しなくてはなりません。

ですが、実はある方法を使う事で、指揮がそれほど上手くなくても、曲のイメージを合唱団に効果的に伝えることができます。

それの方法は何かというと…

表情を使う」です!

ここを読んでいる人は体験したことがあかもしれませんが、指揮者の表情ってかなり合唱団に影響を与えます。

指揮者が笑顔で、

「次、ソプラノ行くよ~」とか

「バス、ここ決めるとカッコいいからね~」とか

こういった表情を向けてくれるだけで、合唱団は本来の120%の力を発揮できたりします。

逆に、どんなに指揮の上手い人でも、しかめっ面で指揮していたら、合唱団は絶対についてきてくれません。

それくらい、指揮者の表情は重要です。

表情を使い分ける

こういう話をすると、ニコニコしてればいいのかな?と考える人が出てきますが、そうではありません。

指揮者は、もっと繊細に表情を使い分けないといけません。

例えば、「旅立ちの日に」という合唱曲で考えてみましょう(卒業式でよく歌うやつです)。

この曲で、「いま、別れの時~」という場面があります(何度か繰り返されるサビの部分です。)

この場面というのは、

長い間、苦楽を共にした親友との別れ

明るい未来への希望

この2つが同時に歌われている箇所です。

ですから、指揮者はこれら感情を含んだ表情をすべきなんですね。

これらの感情を心に浮かべ、その感情を会場の誰よりも高まらせ、そして指揮を振る。

すると、多少指揮がおぼつかなかったとしても、あなたの思いは合唱団、そして会場中に伝わります。

6:余韻を捨てるな

最後は、曲の最後の1音が鳴り終わった”後”の話です。

ご存知かもしれませんが、音楽というのは、切り指示をしてすぐに終わるものではありません。

曲が終わっても、余韻が残っているのです。

物理的な表現をすれば「残響」ですし、精神的な表現をすれば「心の余韻」とかでしょうか(まんまだ笑)

とにかく、切ってすぐに終わるわけではないんです。

この余韻を演出するのも指揮者の仕事です。

自分自身、合唱団、お客さん。

会場にいるすべての人間と、音楽の余韻を十分に堪能してから(超重要)、腕をそっと下すようにしてください。

そうすることによって、演奏した音楽の感動が、何倍にもなって返ってきます。

最悪な例

たまに中学生の演奏で、曲が終わった瞬間に、指揮者の指示で合唱団が脚をバッと閉じる光景が見られます。

あれは最悪中の最悪です。

余韻もへったくれもあったものじゃありません。

音楽の先生は何を教えてらっしゃるんですか?と教育方針を疑います。

と、話がそれましたが、とにかく余韻はとても大切です^^

まとめ

6つのテクニックをご紹介しました。

  • しっかり立つ
  • 全員とアイコンタクト
  • 最初の1音を全力で
  • 基本小さく振る
  • 表情豊かに
  • 余韻を捨てるな

これらのテクニックは、私の経験と、多くの先達指揮者のワザを盗んで合成したものの中から、スグにできる&効果が出るものを厳選しました。

割と簡単に実行できるので、その効果を実感するまでに、そんなに多くの時間はかからないと思います。

が、1点注意してほしいことがあります。

それは「1つずつ取り組むこと」です。

6つを一度にこなそうとすると、全て中途半端になります。

ですので、まずは1番目の「しっかり立つ」から、順に身に付けていってください。

それで、もし「上手くできないなぁ」とか「ここはどうすればいいの?」という個人的な質問があれば、以下の問い合わせフォームよりご連絡ください。確実にお返事させていただきます^^

問い合わせ

あと、お気軽にコメント欄にもメッセージを書いてください。

それでは!

参考記事

なお、「この記事は自分にはまだ難しかった~」という人は、以下の記事も参考にしてみて下さい。

この記事を読んだ後に

この記事の内容が、
ちょっと今の自分に合ってない(高すぎる)と感じた場合は、
完全初心者向けに記事を追加したので、そちらも参照してください!

合唱コンクールで指揮を振る事になったけど、どうしたらよいかわからない人へ
(こちらをクリックすると、別タブで開きます。)

〔合唱コンクールで使える指揮のコツ〕練習編

〔合唱コンクールで使える指揮のコツ〕楽譜の分析編

コメント

コメント一覧 (54件)

  • 匿名 より:

    参考になりました!!
    ありがとうございます♪(*^^*)

    • shiki より:

      匿名さん

      わざわざコメントありがとうございます!
      お役に立てたようで何よりです^^
      これからもよろしくお願いします~。

  • さーさん より:

    参考になりました!
    次から意識して頑張りたいです!!

    • shiki より:

      さーさん(さん?)

      コメントありがとうございます!
      お役に立てたようで何よりです^^
      ぜひ指揮者ライフを楽しんでください~。

  • あーちゃん より:

    ありがとうございます!!
    とても参考になりました。
    始めての指揮者で、今週の金曜日に本番です!!頑張ります!!

    • shiki より:

      あーちゃんさん

      コメントありがとうございました!

      「とても参考になりました。」
      僕にとってはこの一言が何より励みになります^^

      直前まで鏡で練習したら、
      あとは”当日いかに音楽を楽しめるか”が肝ですので!
      会場中の誰よりも音楽を感じて、楽しんでください!!

      またのお待ちを!笑

  • ドラえもん0210号 より:

    初めて指揮のオーディションを受けるのでとても緊張していましたが少し緊張がほぐれました。
    参考になりました。ありがとうございます。

    • shiki より:

      ドラえもん0210号さん

      コメントありがとうございました!
      (そしてお返事遅れて申し訳ありません^^;)

      指揮のオーディションはいかがでしたでしょうか?
      もう遅いかもしれませんが、もしかしたら役立つかもしれないアドバイスをひとつ・・・

      楽譜の指示等を頭で暗記しようとすると、忘れたときにパニックに陥ってしまいます。
      記号を丸暗記するのではなく、音の流れや、雰囲気、映像のイメージとして頭に刻み込むと、生き生きとした音楽を指揮できるようになりますよ。

      もしよければ、どこかで役立ててみて下さい。
      またご質問等ありましたらお気軽に聞いてくださいね^^

  • まきまこ より:

    とても参考になりました!ありがとうございます!

    合唱大会で指揮をやらせてもらうことになりましたが、私はあまり音楽が得意ではなくて…
    強弱や緩急?が良くわかんないです。
    白馬の海という曲を歌うのですが、この曲について、何かアドバイス等頂けないでしょうか?

    • shiki より:

      まきまこさん

      コメントありがとうございます!
      『白馬の海』聞かせていただきました。

      強弱や緩急が分からないとのことですが、具体的な
      箇所を教えていただければ、その部分について
      何かしらアドバイスできるかもしれません。

      「強弱や緩急」だけですと漠然と範囲が広すぎて
      曖昧なお返事しかできません故…

      例えば、以下の動画で「●分●秒のところが~」など
      教えていただけると嬉しいです^^
      https://www.youtube.com/watch?v=vQWalG16VG8

  • 10969 より:

    表紙がずれている場合はどこで調整すればいいですか?

    • shiki より:

      まず、
      表紙→拍子のことでよろしいですよね?

      次に、
      「拍子がずれている」とは

      ・誰の拍子が(指揮者or歌い手or伴奏者)
      ・どのようにずれている

      ことでしょうか?

      例えば、
      「指揮を振っていて、3拍子で振らなくては
      いけない部分を、曲中に誤って4拍子で振ってしまった」
      などの状況でしょうか。

      その辺りの状況が分からないと、
      恐らく求めている内容のアドバイスができません^^;

      ちなみに、もし仮に、「拍子」がずれているではなく、
      (指揮を振っていて)「拍」がずれてしまうのであれば、
      次の小節の1拍目で調整できるよう指揮を合わせます。

  • Tswcgg より:

    コンクールが5日後にあるのですが、自分ではうまいことできたと思った指揮がリハーサルで他のクラスの人たちに笑われました 理由は、手で胸を揉んでるみたいに見えるらしいからです。手しか動いてないとか指少し開いてるからかもしれません。
    どうすればうまいと思われる指揮になりますか?

    • shiki より:

      Tswcggさん
      コメントありがとうございます!

      まず、他人のからかいなど気にしないことです。
      合唱団が歌いやすいと感じていれば、それでいいのです。

      ただ、もし気になるようであれば、
      1、鏡で確認してみる
      2、振っている姿を録画してみる
      などチェックするのは、指揮の練習として最高です。

      また、より良い指揮の振り方を探しているのであれば、
      この記事 ↓ など参考になるかもしれません。
      http://study-conducting.net/archives/336

  • バレリーナ より:

    とても参考になりました‼️
    これから指揮者の選考会を行う
    ので、1つでも心がけて見ようと
    思います‼️‼️
    ありがとうございます

    • shiki より:

      バレリーナさん

      コメントありがとうございました!
      お返事が盛大に遅れてしまってすみません;;

      「できることから1つずつ増やしていく」
      「あきらめずに継続していく」
      この2つがとっても大切です。

  • 紫葵 より:

    合唱部の指揮者になったのですが、未経験者で何もわからない状況です。泣
    なのでこのサイトは非常に参考になりました。ありがとうございます。

    右手と左手で別の動きをすることができないのですが……どうやって練習すればよいでしょうか?
    また、rit、mpやmfなどの強弱はどのようにして表現すると歌い手に伝わりやすいですか?

    • shiki より:

      紫葵さん

      コメントありがとうございます!
      代替わりで指揮者になった、とかそのあたりでしょうか?

      ・右手と左手について
      ざっくりとした練習方法ですが、
      1.右手だけで一曲をパーフェクトに振れるよう練習します
      2.左手だけでも同じように振れるように練習します

      毎日30分間、集中力をMAXに設定して練習してみてください。

      2週間くらいで指揮の感覚に変化が訪れます。
      1ヵ月で、その前とは見違えるくらい両腕の自由度が上がっているはずです。

      ・rit. mp mf などの表現
      rit.に関しては、上手な人の指揮を見て真似するのが、
      上手く振れるようになる最短距離です。

      もし「誰がうまいのか全く分かりません~」という状態であれば、
      再度ご連絡いただければ、こちらから動画なり音声なりを送らせていただきます^^

      続いて、強弱に関して。

      こちらはただ真似するだけではダメです。
      というのも、強弱には意味があるからです。

      例えばf(フォルテ)を振る場合。
      飛んで跳ねるようなプラスの感情のfがあれば、
      深い悲しみを表現したマイナスのfもあります。

      指揮ではこういったニュアンスを表現する必要があります。
      そのため、単純に「こうすればよいですよ」とは言えないんですね…

      まずは、楽譜・楽曲と向き合うこと。
      ただ眺めるのではなく、五感で認識する練習をすること。

      こうすることで、楽譜上に書いてある強弱記号に
      作詞者・作曲者の思いが載せられていることに気が付くはずです。

      そしたら、それをどうやったら表現できるか、
      鏡に向かって腕をブンブンしながら考えてみると良いです。

      僕自身もそうやって練習してきました。
      熱中した時なんかは、徹夜で7~8時間やってたこともありました。

      ですので、紫葵さんもぜひ挑戦してみて下さい。
      また、分からないことがあればお気軽に連絡くださいね♪

  • サックヌ より:

    とても参考になりました!
    小5なのですが明日、指揮者のオーディションがあるので
    これらの事を意識してやってみたいと思います!
    ありがとうございました~!!

    • shiki より:

      サックヌさん

      コメントありがとうございました!
      お役に立てたようで何よりです(#^.^#)

      またいらして下さいね~

  • ムームー より:

    とても参考になりました。
    ありがとうございます。
    今年の合唱コンクールに役立たせようと思います。

    • shiki より:

      ムームーさん

      コメントありがとうございました!
      メールでもお気軽に連絡くださいませ~。

  • ぴーキューるか より:

    来年、大地讃唱の指揮をやる気満々だった私ですが、友達に指揮を見せたら、「え、こんなんじゃ任せられないよ…」とズバッと言われてしまいました(苦笑)
    指揮をなめていた恥ずかしさと共に、絶対見返してやるという決意が出てきました。だからといい、指揮を教えてくれる人がいない…と失望しかけたとき、このページを見つけました!
    来年まで、コツコツ毎日このページを見ながら練習して、もし指揮者になれたら…是非お知らせさせて頂きますね!
    ありがとうございました!

    • shiki より:

      ぴーキューるかさん

      コメントありがとうございました!
      ハッキリ言うタイプのご友人ですね(笑)

      >指揮をなめていた恥ずかしさと共に、絶対見返してやるという決意が出てきました。

      僕も昔、同じような経験をしたことがあります。
      「絶対見返してやる」という負けん気の強さは、指揮を上達させる上でとても大切なので頑張ってください。

      詳しい状況等教えていただければ、個別に対応することも可能ですので、お気軽にご連絡くださいね^^
      まずは正しい姿勢と構え方を丁寧に練習してみてください!

  • エリア より:

    とても参考になります。
    合唱コンクールで
    指揮をやりたいと思うですけど表現を表すのが苦手で・・
    さらに私のクラスには表現を表すのがうまい人がいます。このままでは、指揮は、表現を表すのがうまい人がやることになりそうです。
    どうすればいいですか?
    少しでもいいのでアドバイスをください。

    • shiki より:

      エリアさん

      質問ありがとうございました。

      まず、非常に簡単なアドバイスです。

      基本的に指揮は小さく振りましょう。
      小さくというのは、みぞおちの前に20cm四方の正方形をイメージし、
      そこからはみ出ないように振る感じです。

      ↑ を前提としたうえで、f(フォルテ)は大きく、p(ピアノ)は小さく振りましょう。

      ただ大きく/小さく振るだけでなく、歌詞の内容に合わせて、
      優しく振ったり、強く振ったり、楽しそうに振ったり、悲しそうに振ったりと、
      指揮のニュアンスを変えてみると良いです。

      そして大事なのは、鏡の前で練習することです。

      鏡で自分の指揮をチェックしましょう。
      「自分が歌う側だったら、どう指揮されたら歌いやすいかな?」
      「こんな風に指揮を振ったら、自分だったら歌いやすいかな?」
      こういうことを常に考えます。

      ”友人に見てもらう”というのも悪くはないですが、
      建設的な意見をもらえる可能性は低いので、
      自分で鏡を見ながら試行錯誤したほうが、よっぽど上手くなるでしょう。

      あと、立ち方もバカにできません。
      立ち方については、サイト内の記事で解説しているため、そちらを参考にしてください。

      また、メールフォームなどから連絡いただければ、
      個別に対応もできるので、ご検討下さい^^

  • 名無しさん より:

    ありがとうございました

  • 匿名 より:

    私の学校では、朝は肩幅、腕は胸あたりの高さと習ったのですがこれらは間違いでしょうか

    • shiki より:

      匿名さん

      コメントどうもです。

      >朝は肩幅
      「足は肩幅」と書きたいのだと仮定して話を進めていきますね。

      結論から言うと、足は開いていても閉じていても構いません。
      大切なのは、指揮者の身体が安定していること、身体の軸が感じられることです。

      そして、数十人の人に教えてきた経験上、
      足は開いているよりも、意識的に閉じた方が身体は安定すると考えています。
      ですので、このサイトでは「足はピシッと閉じる」方向性で話を進めています^^

      >腕は胸のあたりの高さ
      まず「腕」が身体のどの部分を指し、「胸のあたり」が身体のどの辺りを指すのかで返答が変わってきます。
      ですので、もう少し具体的に「肘」や「手首」と書いていただければ詳細なお返事ができると思います^^

      また、比較的高度な内容のため、こちらの記事には記載していませんが、
      指揮の構え方は「楽曲の雰囲気」や「楽曲の中の場面」によって変わります。
      一曲を通して、ずっと同じ構え方というケースはレアです。

      ですので、何が正しくて何が間違っているというよりも、
      楽曲や合唱団の状況によって、色んな手段を使い分けられると良いです。

      メールしていただければ、より細かい相談にも乗れるので、お気軽にご連絡くださいね^^
      (ただ最近多忙なため、お返事が遅れた場合は申し訳ありません^^;)

  • ♪♪♪ より:

    めちゃめちゃ助かりましたー!
    卒業式の指揮者に選ばれたのですが、合っているのか分からなくて
    ポイントをおさえれたので、頑張れそうです!ありがとうございました

  • ただの暇人 より:

    とても役に立ちました。本番は半年後ではありますが、指揮経験者
    ばかりのオーディションですので、今から練習しております。
    これから毎日練習を重ね、みんなにわかりやすい指揮をできるように
    なりたいと思います。

  • みぃ より:

    見させて頂きました。
    学校での合唱祭での指揮者に選ばれたので、
    是非!参考にさせて頂きます。
    メモも取らせて頂きます!

  • 匿名 より:

    ありがとうございました!
    分かり易くてとても参考になりました!

  • ^^* より:

    参考になりました!私は合唱コンクールの指揮者に立候補しています。なのでこの記事を読んで学んだことを活かしてオーディション頑張ります!

  • 中1指揮者 より:

    明日文化祭でwith you sumairuを歌うのですがこれを読んですごく参考になりました。今日は寝ずに夜ひたすら降りたいと思います

  • マナ より:

    文化祭で初めて指揮することになって、どうするかわからないことばかりだったけどみてとても分かりやすく書いていてとても参考になりました。得に表情姿勢を気を付けて行きたいと思いました。本当にありがとうございました❗️

  • タックウジョ より:

    参考になりました!
    中学1、2年連続(指揮だけ)金賞そして明後日最後の指揮
    この記事参考にいつもどうり頑張ってきます!

  • まりまり より:

    私は中学1年生で今年の合唱コンクールでマイバラードの指揮をすることになりました。私は吹奏楽部でその顧問が担任の先生です。教えてもらう時間もあまり無くていつも先生がやっている指揮をなんとなくで真似しています。でもあまり自信がありません。歌詞の最初の方よりも「こころ燃える~」の方をfだから大きく振りなさいとは言われたけど具体的にどんな感じで振ればいいですか?ちなみに4拍子です。あと今の時期マスクをしないといけなくて表情が分かりにくいです。他の表現方法があれば教えてください。

    • あさぺん より:

      まりまりさん
      非常に遅くなりましたが、お返事代わりに記事を作成させていただきました。
      マイバラードの指揮と歌い方へのアドバイス

      もう合唱コンクールは終わってしまったかもしれませんが、もし来年度があればきっと参考になると思います。
      読んでいただけて、できたら感想なんかをいただけると嬉しいです。

      あさぺん

  • 小野寺 より:

    ものすごい参考になりました!
    初めて合唱コンの指揮者をやるのですが寝ていたら決まっていたのですがやるからにはしっかりやりたいと思っており、音楽の先生もオペラやオーケストラの経験があり厳しいので夏休み明け少し驚かせてやろうと思っているのでありがとうございました。

    • あさぺん より:

      小野寺さん

      コメントありがとうございました!
      姿勢を変えるだけでも、
      「あれ、この子いいモノ持ってるな」
      って思わせられるハズです。
      頑張ってください(^^)

  • 名無し より:

    始めて指揮をふる中学生です。
    練習でうまく行かなくて周りに少し嫌な目で見られてしまいました。
    このサイトを見させてもらい自分の改善点がわかりました。
    本番に向けて頑張ろうと思います。

    • あさぺん より:

      コメントありがとうございます!

      ここで紹介しているテクニックを使えるようになるだけでも、かなり上手く指揮を振れるようになります(まぁそれが難しいんですが…^^;)。
      あとは、クラスの誰よりもその楽曲に詳しくなり、好きなところを熱く語れるようになれたら最高ですね!

  • とても参考になりました!!
    これで本番はバッチリです!!

  • nana より:

    合唱コンクールで指揮者をしたいと思っている中1です。
    とても参考になりました!
    ピアノ経験もない私でもできるでしょうか?
    小さい頃からの憧れだったので頑張りたいと思っているのですが楽譜がギリギリ読めるくらいです。

    • あさぺん より:

      nanaさん
      コメントありがとうございました。

      >ピアノ経験もない私でもできるでしょうか?
      できます、事前の準備でどうとでもなります。
      私もピアノ経験はありませんでした。

      どのように練習を進めるかにもよりますが、例えば
      楽曲中のキリの良いところの”各パートの開始音”を、楽譜をパッと見て弾けるようにしたり、
      合唱団がつまづきそうなところ前もって予想し、その部分をすらすら弾けるように練習したり。
      簡単なアドバイスですが、こういうところから始めるとよいと思います。

      応援しています^^

  • S より:

    合唱コンクールで「My Own Road」の指揮者をします!
    質問なんですが、イントロや、間奏のピアノ伴奏だけのところは指揮者は右手だけで振るんですか?
    My Own Roadのテンポが速いのですが、速くてもわかりやすい指揮ができる方法(?)ってあるのでしょうか。
    教えていただけると嬉しいです!

  • 黒猫 より:

    とても参考になりました!!
    合唱コンクールで「行き先」という曲の指揮をするのですが、途中のなめらかなテンポのところでなめらかにしようと意識しすぎて逆に固くなったり、ゆっくりすぎてテンポが遅れたりします……。どうしたら良いでしょうか。
    お早めに返事を頂けると嬉しいです。

  • 初めての指揮で分からないとこだらけでしたが、基盤ができたような気がしました!この記事の通りに練習して、本番で発揮してみせます!

    • あさぺん より:

      moもっちさん
      コメントありがとうございました!
      他の記事もぜひ参考にしてみてください^^

  • クロノ より:

    学生で今「青葉の歌」をやっています。ですが、なかなか一定のリズムを頭の中(無意識)で作るのが難しいです。どうすれば一定のリズムを作り出せるでしょうか?

    • あさぺん より:

      クロノさん

      >一定のリズムを頭の中(無意識)で作るのが難しい
      まず確認なのですが、指揮を振るときの話で合っているでしょうか?

      もしそうでしたら、以下のいくつかの方法を試してみると良いです。

      1:Youtubeなどで音源を探し、それを聞きながら指揮を振る練習をする
      これを繰り返すと、自分の中に曲のリズムが刻み込まれます。
      ただ、音源の雰囲気も一緒に入り込んでくるのでやりすぎ注意です。

      2:メトロノームに合わせて指揮を振る
      自身で一定のテンポを刻み続ける練習になります。

      3:音源やメトロノームに合わせて”歌う”練習をする
      歌の練習をすることで、合唱団が遅くなったり早くなったりする箇所を感覚的に理解できるようになります。
      すると、指揮を振る際に「ここは遅くなりがちだから、すこし巻き目に振ろう」などと考えられるようになります。

      もし私がクロノさんと同様の課題を持ったら、試してみることを書いてみました。
      ぜひお試しください。そしてできればその練習結果をお知らせください^^

コメントする

目次