中学校の合唱コンクール本番で上手に指揮を振るコツ

どこの中学校にもみられる、校内合唱コンクール。今回は、指揮に関してほぼ素人同然の人でも、それなりの指揮を振ることができるようになるコツ、のようなものを書いていきます。中には読んですぐ実践できるものもあれば、なかなか習得に時間のかかるものもあるので、その辺は自分で調整してみてください。

合唱コンクール本番での振り方のコツ

それでは、振り方のコツについてさっくりとお伝えしていきます。

 

なお、この記事のすべての内容は”指揮の振り方だけ”に焦点を置いていますが、

指揮法というのは、指揮者の音楽観を合唱団に伝えるための手段である、

という事を念頭に置いて読んでいただければ幸いです♪

(つまり、手段と目的を間違えないでね!ってことです^^)

 

お伝えする内容は以下の通り!

  1. 基本は小さく、決め場所はハッキリと
  2. 拍は省略して良い、歌いやすい拍で指揮を振る
  3. 手は体の50cm前で振る

 

では、サラッと見ていきましょう!

 

 基本は小さく、決め場所はハッキリと

指揮の基本は、小さく振る事です。

 

「小さく振る」と書くと、誤解を生んでしまうかもしれないのですが、

小さく振る=小さく歌わせる、という事ではありません。

 

小さく振るのは、ここぞ!というところで大きく振るための布石なのです。

 

 

通常の振り方を小さく振っておくことで、

ここぞ!というときに大きく振るのが、より決まって見えるという事です。

 

「小さく振る」の目安は、

みぞおちの高さくらいに、直径40㎝の円をイメージするような感覚でしょうか。

 

みぞおちの高さを基準に、前後に20㎝ずつくらいの幅で腕を動かすイメージです。

 

このくらいの小ささで振っていると、

曲の見せ場の要所要所での指揮が冴えわたってくるのです。

 

 拍は省略して良い、歌いやすい拍で指揮を振る

例えば、4拍子の曲を振るときに、

慣れていない人だと、4拍全部を一生懸命に振ってしまうんですね。

 

全部カウントしないと、合唱団のリズムがずれてしまうぞ(汗)とばかりに、

一生懸命拍を刻んでしまうのです。

 

ですが!!

実は、指揮者が拍を一生懸命刻めば刻むほど、

合唱団は足並みがずれやすくなってしまうのです。

 

その理由は長くなるのでここで話しませんが、

大事なのは、歌いやすい拍で指揮を振る、という事なんですね。

 

例えば、『線路は続くよどこまでも』という歌がありますね。

線路は続くよどこまでも

野を超え山超え谷超えて…

こんな感じのやつです。

 

この曲は4拍子なのですが、

この曲は2拍子のリズムで捉えなおすこともできます。

 

4拍子だと、

せー |ー ん | ろーは | つーづ | くー |ーー |よー |ーー

こんな感じに分割されますよね。(赤文字が1拍目)

 

2拍子で考えると、

せーー ん | ろーはつーづ | くーーー|よーーー

と、こんな感じの分け方になります。

 

で、4拍子で細かく刻んだ場合と、2拍子でざっくりと刻んだ場合、

曲の印象が変わってくるのが分かるでしょうか??

 

4拍子だと、縦に刻んだ感じで、

感覚的に言えば、弾むようなイメージです。

 

一方で2拍子だと、横に広がるい感じで、

広い野原をスキップしているようなイメージ、ってとこですかね。

 

どちらが好みかは、その人の感性によってくる話なのですが、

このように、曲の雰囲気に合わせて拍を省略していくと良いです。

 

その方が、

  • 単純に、腕を動かす回数が減る
  • 腕を動かす回数が減る分、他の指示に回せる
  • 拍を刻まなくて良い分、気持ちに余裕が生まれる

良いこと尽くしです。

 

最高なのは、拍を振らないってことです。

これはちょっと高等技術なので、サラッと触れるだけにしておきますが、

要所となるポイントに絞って指示を出すことで、全体のリズムを整えるという方法もあります。

 

ただし、これには慣れや合唱団との呼吸合わせが必要になってくるので、

そんな方法もあるんだねーくらいで構いません。

 

 手は体の50㎝前で振る

これは、先ほどの小さく振るとちょっと絡んでくる話です。

 

指揮は、身体から50cmくらい離したところで振ってください。

腕が短かったり、女性だったりする場合は40cmとかでしょう。

 

感覚的には、握手のイメージです。

 

握手の時って、自然と手を前に差し出すと思うんですが、

その時くらいの手の位置で指揮を振ると、いい感じの距離感になります。

 

なぜ、手を前に出すのかにも、きちんとした理由があるのですが、

それも話すと長くなってしまうので、ここでは省略。

また別記事で書くので探してみてください^^

 

まとめ

3つの方法について解説をしてきました。

  1. 基本は小さく、決め場所はハッキリと
  2. 拍は省略して良い、歌いやすい拍で指揮を振る
  3. 手は体の50cm前で振る

ですね。

 

感覚的には1と3はすぐにできると思います。

2はちょっと時間がかかるかなぁ…

 

ですが、中学校の合唱コンクールレベルであれば、

これを完璧にできたら相当なモンです。

 

音楽の先生だって、この辺りの「見せ方」を知らなかったりしますからね。。。

 

他にも合唱コンクール向けの記事は書いているので、

是非そちらも参考にしてみてください♪

 

他の方はこんな記事も参考にしています♪

 〔合唱コンクールで使える指揮のコツ〕楽譜の分析編

 〔合唱コンクールで使える指揮のコツ〕練習の進め方編

 〔合唱コンクールで使える指揮のコツ〕振り方編

 

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