こちらでは、指揮者にとって必要不可欠な姿勢について説明していきます。品の良い姿勢は、指揮者にとって必要不可欠なものであり、これを怠ると、どんな指揮も途端に素人臭くなってしまいます。できているようで、実は多くの人が出来ていない姿勢、ぜひ一緒にチェックしてみてください♪
目次
独学で学ぶ合唱指揮法講座1
それでは、指揮者に必要不可欠な姿勢について、お伝えしていきます。
まずは、細かい御託を抜きにして、実際に姿勢をチェックしてもらいましょう。
指揮者の姿勢の作り方
まず、身体の背面を、ベターっとくっ付けられる壁を見つけてください。
そうしたら、
その壁に、両足をそろえてかかとを付けるようにして、まっすぐ立って下さい。
かかとを壁につけて、まっすぐ立ちましたか?
そうしたら、
これから挙げる、いくつかのポイントをチェックしてください。
(できれば、自分以外の人に、チェックしてもらうのが望ましいです。)
- かかとが、壁についているか
- ふくらはぎが、壁についているか
- お尻が、壁についているか、
- おへその裏辺りが、手のひら2枚分くらい、壁から離れているか
- 肩甲骨が、壁についているか
- 後頭部が、壁についているか
- 横から見たときに、くるぶし、骨盤の骨、肩、耳が、一直線になっているか
以上、7つのポイントが、押さえられているかをチェックしてみてください。
7.については、鏡を駆使するか、他人に見てもらわないと、
チェックが厳しいと思います。
ですので、難しいなって人は、1~6だけで構いません。
チェックできましたか?
もし、全てノープロブレム!という場合は、
通常の姿勢に関して、基本的な部分は非常に良いといえます。
もし、どこか達成できない点があれば、
それは体のどこかにゆがみが生じているという事になります。
(例えば、背中と壁の間が異常に空いてしまう人は、身体をそり気味の傾向にあります。)
そういう場合は、まずは自分の姿勢が崩れていることを知ってもらい、
日ごろから姿勢の改善に取り組んでいってもらえればと思います。
続いて、独学で学ぶ合唱指揮法講座2
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