合唱指揮法独学講座2|底辺

こちらでは、「底辺」の作り方についてお伝えしていきます。底辺とは、指揮の構えのようなもので、このフォームが全ての指揮の動きの原点になります。底辺をしっかりと作りこんでいく事によって、あなたの指揮は盤石なものとなっていきますし、底辺の完成度が高まると、実際に腕を振る際の安定感、見やすさ、細やかなテクニックが上昇します。

独学で学ぶ合唱指揮法講座2

「底辺」の作り方について学んでいきます。

 

先ほども書いたように、底辺とは、指揮における構えです。

 

その構えの良し悪しによって、指揮のレベルはずいぶんと変わってきますし、

熟練者とそうでない人の構えを比べれば、その差がはっきりと表れます。

 

ですので、一見耳慣れない言葉かもしれませんが、

ここは一度騙されたと思って、真剣に取り組んでみてください。

(騙されたといっても、実際にはこの手法で千人近くの人間が学んでいますので、

その効果は安心していただけるかと思います。)

 

底辺の作り方

底辺を作る大きな流れは以下の通りです。

  1. しっかりと品の良い姿勢で立つ
  2. 両手でパイプ椅子を持つ
  3. 背中で重さを感じる
  4. パイプ椅子を置いて、腕だけで背中に重さを感じる

では、詳しくお伝えしていきます。

=====

1.しっかりと品の良い姿勢で立つ

まずは、しっかりと立ましょう。

前の講座で説明したように、踵から後頭部までを壁にくっ付けるのがオススメです。

その時にプラスして、ちょこっと胸を張る感じでいてください。

2.両手でパイプ椅子を持つ

パイプ椅子と書きましたが、別にパイプ椅子でなくて構いません。

要は、腕で支えるにはちとつらい程度の重量のあるものであればよいです。

なぜ、腕で支えるにはちとつらいなのかというと、

その重さを、腕ではなくて背中で感じてもらうためです。

で、パイプ椅子の持ち方なんですが、

お盆を持つような腕の形で持って下さい。

小さく前へ倣えしている形、といってもいいかもしれません。

(脇は自然に開いていて構いません!!)

3.背中で重さを感じる

パイプ椅子を両手で持ちましたか?

そしたら、その重さを背中で感じてもらいます。

背中といっても曖昧ですから、もうちょっと範囲を狭めると、

肩甲骨の辺りに重さを感じるようにしてみて下さい。

最初は上手く行かないと思うので、そういう場合のためにいくつかのヒントです。

  • パイプ椅子を持ったまま、胸を張ってみる
  • 左右の肩甲骨を近づけてみる(同時に肘が後方に引かれます)
  • 肩を前から後ろに回してみる

この辺りの事を実践してもらえれば、

なんとな~く背中に重量が移っていくのを感じてもらえると思います。

ちなみに、背中で重さを感じているとき、もちろん若干は腕に力は入っています。

腕に力は入っているんだけど、上のヒントに書いてあるようなことをやってもらうと、

なんとなく、背中の方に重さが移っていくのを感じてもらえると思います。

そのなんとなく、の感覚でいいのでやってみてください^^

4.パイプ椅子を置いて、腕だけで背中に重さを感じる

背中の肩甲骨の辺りで重さを感じることができたら、

いよいよ最終段階、パイプ椅子無しで実践してもらいます。

やる事は一緒で、違うのはパイプ椅子の重さじゃなくて、

腕の重さを背中で感じてもらう、ってことです。

パイプ椅子と腕ですので、だいぶ落差があって苦戦するかもしれませんが、

これも、先ほどの3つのヒントを実行してもらえれば、なんとなく分かるはずです。

「まだ怪しいけど、大体こんなんかな…?」

って感じでいいのです、大まかな感覚をつかんでください。

まとめ

 

底辺の作り方について、お伝えしていきました。

まだ練習は始まったばかりですので、今日できなかったとしても焦る必要は皆無です。

 

今日一日でできることよりも、継続して行う事のほうがはるかに大事ですので、

「大体こんな感じ」という意識を積み上げていってください。

絶対にできるようになりますから。

 

それでは続いて、独学で学ぶ合唱指揮法講座3

この記事を読んだ人は、他にもこんな記事を読んでいます♪

まだデータがありません。

コメントを残す

最新記事