合唱団の最大音量を引き出す指揮のコツ

曲の一番の盛り上がりで見せるには、フォルテをバシッと決める必要がありますが、そのためには指揮者の技量も大きくかかわってきます。こちらでは、合唱団の最大音量を効率的に引き出せるようになるための、指揮のコツをお伝えしていきます。

合唱団の最大音量を引き出すコツ

コツは全部で3つあります。

では早速、1つずつ説明していきましょう!

 

1.基本的な振り方を小さくし、大きく振った時とのギャップを付ける

これは要するに落差をつけましょうってことです。

 

例えばの話ですが、

40℃のお風呂に入った後に45℃のお風呂に入るのと、

20℃のプールに入った後に45℃のお風呂に入るのとでは、

同じ45℃のお風呂に入るのでも、感じる熱さが違いますよね。

 

普通の人なら、

後者の、プール入ってからの方がより温かく(熱く?)感じるでしょう。

 

これと同じことを指揮でもやってみましょう!って話なのです。

 

【具体的な練習方法】

普段の指揮の大きさを、

20cm × 20cm

程度の範囲内で振るようにします。

 

目安としてはこんな感じです。

person-835453_1280

緑枠:普段振っている指揮の範囲(mf程度の音量)

赤枠:意識的に小さく振る指揮の範囲(同上)

 

図は、あくまで参考程度に捉えてほしいのですが、

イメージ的にはこんな感じってことです。

 

20cm × 20cm

のイメージは、みぞおちくらいの高さで振るのがベターです。

(それよりも下がると、指揮から緊張感が抜けるので…)

 

 

2.縦横の振り幅の限界値を広げる

これは要するに、指揮を大きく振れるようになりましょうって話です。

 

これも一発で図で表しちゃうと、こんな感じです。

person-835453_1280

緑枠:普段の指揮の最大値

赤枠:意識的に広げた指揮の最大値

 

この図を見たときに、

「ガクさん、ぼくは赤枠なんて余裕で越えちゃってますよ。ふふふ・・・」

って人はOKです!僕もよく超えます!笑

 

ですがもし、指揮を振るときに

自分の指揮って意外とMAXまで体を使えていないのかな?

と思ったら鏡でチェックしてみることをオススメしますよ!

 

僕のこれまでの経験と、色々な指揮者を見てきた知識から、

両手を横いっぱいに広げた状態 × 95%

くらいまでなら、最大限まで指揮を広げても様になります!

 

3.指揮に重みを付けて振る

これはちょっと分かりづらいんですが、

重い指揮を振れるようになると、軽い指揮と比べて合唱団の声を乗せやすくなりますよ、

って話なんですね。

 

 

重い指揮とか軽い指揮っていうのは、

重そうに見える指揮とか、軽そうに見える指揮の事で、

 

 

例えば、指揮の打点を打つ時のことを想像してほしいんですけど、

スーパーボールを落とすようなイメージで振る指揮と、

フジテレビにくっついてるような鉄球を落とすようなイメージで振る指揮って、

絶対に質量感違ってきますよね?

 

もちろん振るのは人の腕なので、

どう降ったところで、そこに物理的な質量の差はないんです、、、が!

 

でも、スーパーボール意識して振る指揮と、

巨大な鉄球を意識して振る指揮とでは、

その重みが違うのはわかってもらえると思います。

 

で、合唱団の最大音量をグアーッと引き出せるのは、

確実に重い指揮なんです。

 

楽曲の一番盛り上がる場面で、

指揮者が質量感のある指揮を振ることができれば、

合唱団は迷いなく、その声を指揮者のタクトに預けられます

 

ちょっと抽象的な話になってしまいましたが、

これがコツの3つ目、指揮に重みを付けるってことなのです。

 

ちなみに、もしこれを習得したいって場合は、

加減速ってのを覚えてもらうのが速いので、参考記事張っておきますね!

 参考記事:独学で学ぶ合唱指揮法講座4

 

まとめ

合唱団の最大音量を引き出す指揮のコツ
  基本的な振り方は20cm×20cm程度に
  両手を思いっきり広げた幅×95%くらいはOK!
  指揮に重みを付ける(加減速の技術)

ではでは!

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